2007.04.04 Wednesday
発達障害を考える
葛飾エフエム「岡田ユキのみにくいあひるの子どもたち」3月2日放送でお嬢さんがアスペルガー症候群の障害を持ち、ご自身もADHD(注意欠陥・多動性障害)の障害をもちながら、発達障害の啓発活動をされているマヤコママこと金子磨矢子さんに出演していただきました。
金子さんは3月13日新宿ゴールデン街劇場で開催された「第一回いじめ・虐待ストップ!キャンペーン」に相談者として来られました。
アスペルガー症候群という馴染みのない障害による、ご自身とお嬢さんの壮絶な体験を話して頂きました。
「同じような障害を持っている人たちに早く気づいて欲しい・・それが二次障害の苦しみ(障害と認知されず精神病のボーダーラインとして医療機関に対処される)から早く解放されるから」
磨矢子さんはそういいながら、一般の人から見ると奇異に映るかも知れないお嬢さんの行動を一つ一つその原因から番組の中で説明していただきました。
外見的には特に障害者には見えず、また自閉症の人たちと違い知能指数も高いアスペルガー障害者は「自閉症児の代弁者」ともいうそうです。
多くの苦しみを持つひとたちはとても孤独です。
そのような人たちを繋ぐお手伝いをすることが、サークルダルメシアンのやるべき事だと今回の放送でより一層感じました。
お嬢さんは音楽の才能を発揮して5月20日に三郷文化会館で開催される「レインボーコンサート」に出演します。
磨矢子さんは4月10日にロフトプラスワンで「きれいな新宿をつくろう!」というイベントに出演します。
このイベントには先日の「第一回いじめ・虐待ストップ!キャンペーン」にもゲストとして出演していただいた杉山文野さんも出演します。
皆様のご来場をお待ちしています。
サークルダルメシアン事務局