2007.12.26 Wednesday
いじめ・虐待防止

虐待の連鎖を感動の連鎖へ
ダルメシアンの取り組み
いじめ・虐待は、家庭や学校社会内施設といういわば密室内の事件が多いだけに、その正確な実態は把握できないが、確実に増加している。
しかし、幼児期に虐待されて育った者が、成長してから自らの子どもに虐待する現象を世代間伝達といわれている。
虐待者が被虐待経験を持つ割合が、39.6%とする調査結果がある。
虐待体験により自尊心や基本的信頼感が身につかずに成長するため、虐待を引き起こしやすいのではないかといわれている。
また、虐待者の生育暦が児童虐待を引き起こす原因の1つであるといえよう。
岡田ユキさんは、サークルダルメシアンを設立して、自己が被虐体験をどのように乗り越えたか、更に「岡田式AC判別法」を編み出したり、得意な音楽を使ってミュ‐ジュックセラピーで悩みを持つ親や子どもを救っている。
その活動に共感して新宿区区長をはじめ、
国立精神・神経センター国府台病院の内科医長の三島修一先生、
更に実践している立場で新宿区更生保護女性会の代表で保護司としても多くの人を更生に導き、防止活動を続けている 坂本悠紀子さん、
そして、元青山学院大学の講師をはじめ小・中・高・大学の教師を経験し地方・国にも関わった木村芙紗子先生にも協力をいただいてフォーラムを開催した。
特に精神科の医師は、岡田さんの体験つまり虐待の連鎖はどうして起きるかが分かり、しかもそれがやや、普遍的分析なので、患者の対応に役立つとのコメントが寄せられた。
体験者は多いが、負の体験をプラスに活かし多くの人に及ぼしている数少ない貴重な事例であると付け加えられた。
第一回は、去る10月30日に若松地域センターでフォーラムが開かれ継続して実施使用ということになり、下記の通り実施することになった。
また、前回は日程が合わず参加していただけなかった、
東京都虐待防止協議会の委員長で、養護施設・至誠学園園長(法政大学現代福祉学部教授)の高橋利一先生も参加の予定
第二回「いじめ・虐待防止フォーラム」
ひとりで悩んでいるあなたへ・・・
ここに来れば何かが変わります
みんなで考える・・・地域からなくそう!いじめと虐待
日時、平成20年1月24日(木)
13:30開場 14:00開始 16:45終了
会場、新宿区牛込箪笥地域センター5階多目的ホール
[1部 フォーラム]
テーマ 「虐待をしている親のSOSに気づいて欲しい」
●問題提起
体験者から・岡田ユキ(サークルダルメシアン代表)
寸劇により・三島修一(国立精神・神経科国府台病院内科医長)
・近藤幸宏(脚本・演出・NKプロジェクト)
●パネルディスカッション
パネラー ・高橋 利一(社会福祉法人 至誠学舎立川 至誠学園理事長
法政大学現代福祉学部教授)
・坂本悠紀子(新宿区更生保護女性会代表・保護司)
・木村芙紗子(元国立女性教育会館主任専門職員
元青山学院大学講師、脳トレ研究所)
・新宿区役所 担当者(交渉中)
[ 第2部音楽ライブ ]
●ポピュラーミュジックセラピー体験
・サークルダルメシアン(プロミュージシャン会員による)バンド
・チャンレンジワーク (新宿障害者就労支援センター)バンド 他
主催 児童虐待防止の市民活動団体 サークルダルメシアン
後援 新宿区・社会福祉法人新宿区社会福祉協議会・新宿区教育委員会
新宿区更生保護女性会・東京ボランティア市民活動センター
劇団NKプロジェクト
お問い合わせ 事務局 岡村携帯 (090−3420−6624)
ホームページ http://cdal.org メール info@cdal.org

ハートフル・ネットワーク・ダルメシアン