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(旧)サークル・ダルメシアンのブログ

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恩師との再会
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    先日31年ぶりに私の小学校5,6年時代の担任だった、玉子先生とお会いしました。
    実は、1999年に私が卒業した小学校の校舎が取り壊されることになり、それをきっかけに6年生時代のクラスの同窓会の案内が来ていたのです。(ちなみにこの小学校は都はるみさんの母校でもあります)その後も校舎が新しくなり、ほぼ2年に一度同窓会が開催されることになったのです。
    私自身どんな顔をしてみんなに会えばいいのか?
    同窓会の案内をもらうたびに戸惑い、その結果何度も無視してきました。
    しかし今回、ブログに書きました「性的虐待をした兄との和解の一歩」や「性的虐待の傷を乗り越える為」の兄との件で、あまりにも京都市の教育委員会が動いてくれない為に、京都市の教員としてもし玉子先生がまだ現役ならば、何かアドバイスを頂こうと考え、勇気を出して電話しました。
    小学校を卒業して以来まったくお会いしていなかった玉子先生でしたが、先生の懐かしい声を聞くなり私は思わず涙があふれてきました。
    「幸ちゃん元気やったんか?」と先生に声をかけて頂いた瞬間、小学生の幸ちゃんに戻ってしまう私がいたのです。
    実は「幸子」と言う名前は親から名付けられたものだけに、苦しむたびに憎み続けてきた名前だったのです。
    まして他人に「幸ちゃん」と一言呼ばれるたびに、一瞬にして電流のように心の中に言いようのない腹立たしさが込み上げるほど、私にとって不機嫌の原因だったのです。
    自分でも気付かない間に、両親に対する憎しみの矛先を自分の名前に転嫁して、「幸子」の名を憎む事により現実の苦しみを、一つずつ乗り越えてきたのでしょう。
    現在の「岡田ユキ」は、シンガーとしてスタートするときに姓名判断で、上昇する名前ということから私を応援してくださる方が名付けて下さった大切な名前でした。
    ですが思い出とは凄い力があるんですね!
    玉子先生に「幸ちゃん」と呼ばれても腹立たしくなくて、むしろもっとその名で私のことを呼んで欲しいと思えたのですから・・・・・

    そこで玉子先生に今までのことを大まかに説明して、教育委員会の仕組みを聞こうと思ったら、いきなり先生も泣き出して「なんて私はバカな教師やったんやろ、幸ちゃんごめんな、私を許して」と、言われたのです。
    先生の言葉に逆に驚いた私は、言葉も出せずに受話器の向こうで固まっていたら先生のほうから「あんたがそう言うから今やし言えるけれど、あんたのお母さんと家庭訪問や学校で数回お会いして、正直この人の子どもは大変苦しい思いをしてるのではないか?」と当時から思っていたそうです。
    ですが私が、学校では楽しそうにしているかのように玉子先生の目には映ったらしく「自分の思い過ごしか?」と心の中に芽生えた疑問を引っかかりながらも、流したそうです。
    数年前から始まった同窓会に私の姿はなく、先生は誰に聞いても今の私を知っている人はいないし、気になっていたところに、私から突然31年ぶりに電話があったのだそうです。
    そこで私の今までの波乱万丈の話を聞いて、あの時感じた事はやっぱり当たっていたと言う事、同時に「自分は教師としてとんでもない過ちを犯していた」と思って下さったから私に何度も「ごめんな!許してな!」と電話で詫びて下さいました。
    あの時先生が気付いて、私と母の間に入っていたならば、私の何十年に渡る私の苦しみもなかったのに、と先生の口からそんな言葉を聞いて、嬉しい反面予想してなかった言葉に私はただただ驚いてしまいました。
    この電話でひとつ強く感じた事は、恩師とは血の繋がりはないんだけれど、親に近い人間ないんだな?と言う事でした。
    そして数日後、相模大野(小田急線)に住んでおられる先生に会いに行きました。
    80歳の玉子先生と43歳の私たちは不思議な感じでしたが、先生は私の今までの生き方を全て認めて下さり、「本当によくここまで頑張ってきたね!尊敬しますよ、私の教え子がこんなに立派になって」と泣きながら褒めて下さいました。
    その後、幼少期の私がどんな子供だったのか、昔の写真を引っ張り出して私に見せてくださり、先生は記憶にある限り話してくださいました。
    まるでタイムスリップしたかのように、私自身も見た事のない小学生の自分自身と対面しました。
    そのおかげで先生との話により、私が実の家族から植え付けられてきた私の性格や思い出が、殆ど間違っていたことをその時改めて気づかせてもらいました。
    そして玉子先生は、「幸ちゃんの生き方は立派な生き方であり、これからも体験を活かして自信をもって進みなさい」と言って下さいました。
    「しかし無理をせず、寂しいときや悩んだとき、それ以外でもいつでも電話や会いに来たらいいからね!」と言って下さいましたので、それ以来私は先生に甘えています。
    きっとこの気持ちが、親から幼少期にもらう「安心感」なんでしょうね?
    今の私の心はとても穏やかです。
    また玉子先生に会えなかったように、小学校時代の同級生にも会えなかった私が、先生に誘われて同級生の一人に会いに行ったのです。
    それと言うのも同級生の佐藤君は、すっかり青年実業家になっていて全国にレストランをチェーン展開しており、4月6日には芝の東京タワーの前で新店舗を開店することになり、玉子先生が佐藤君からオープン前のイベントに招待されていたので私も先生について行きご馳走していただきました。
    お料理もお店の雰囲気もとても素晴らしく、スタッフの皆さんの心配りに感動して帰ってきました。
    私にとっては小学生の佐藤君ですが、今や「よー社長!佐藤君」でした。
    そんな訳で次なるステップにもう一歩踏み込んで行こうと思います。
    今はしっかりと43年の土台があり安定してきたので、崩れることなく積み重ねていけることでしょう。
    性的虐待をした兄との和解の一歩がなぜか、玉子先生との再開になってしまいました。
    ですが兄や両親との件に関しては、玉子先生も私と一緒に時間をかけてよい形で再開できるように考えようと言ってくださいました。
    そこで一言玉子先生から「幸ちゃんがものすごく頑張ってるのはわかるけど、私が現役の時もそうやったけど教育委員会は何もしてくれへんかったわ!」

    岡田ユキ

    投票はこちら

    | ユキ通信 | 02:18 | comments(7) | trackbacks(2) | - | - |
    事務局には京都市教育委員会からは現時点で何の回答も頂いていません。
    多くの方々に岡田が勇気を持って告白した件について教育委員会に働きかけて頂くことにより新しい事例をつくることが出来、それによって教職員の不祥事への抑止力になればと考えます。
    岡田ユキの勇気が私たちも「もっと声を大にして」働きかけていかなければいけないと言うことを学びました。
    本文にあるように、担任の先生は何らかの形で気づいたり感じたりしているということもわかりました。
    このブログをごらんになっている教育関係の方々には、もう一度自分のクラスの子どもや親の状況を見直していただき、少しでもおかしいと思われる状況を感じたら、直ちに介入していただきたいと重ねてお願いしたいです。
    | サークルダルメシアン事務局 | 2005/04/05 2:35 AM |

    ユキさんよかったですね。
    玉子先生から受け取ったものは大きいんでしょうね。



    | うな | 2005/04/05 11:17 PM |

    うなさんコメントありがとうございました。
    自分でも不思議なくらい玉子先生との再会をきっかけに背負っているものが軽くなったと言う感じでしょうか?
    振り返ってみると今までの私は、何かに慌しく突き動かされていたように凄く焦っている自分がいたようです。
    今は、じっくりと時間をかけて実りのある活動を続けていければと思っていますので、これからも宜しくお願いします。(^o^)
    | 岡田ユキ | 2005/04/06 1:53 AM |

    玉子先生って、こういう字なんだね。
    わたしは子供のとき、ノリ玉と言われてました(^-^;
    関係ないね。
    遠い親戚より近くの他人、先生、同級生ってね。
    血縁っていうのは、恐い面もたくさんあるのかもしれませんね。
    古代の権力争いは、みんな血縁関係だし。
    血縁者のほうが憎しみが大きくなるのかもしれません。
    新しいお母さんに万歳!!

    わたしもこの話は目からウロコでした。
    「悲しいことがあって」と、言われた言葉が忘れられない。
    虐待を、特別なものじゃなく、誰にも通じる問題にしたくて、ユキちゃんの心の傷の大きさを把握できていなかったと反省しました。
    | ぷれこ | 2005/04/06 10:50 PM |

    この話し、感動しました。
    それにしても、人の直感って、当たるモノだけど。その直感を、事実と確信できるまで、出会いが必要だったり、時間が掛かるんでしょうね。
    31年経って、ユキさんが、いろいろ、苦労して、自分の位置に立ったからこそ、出来た話ともいえます。
    31年前のような状況が、未だに続いていたとしたら、31年前のように、決してこんな話しができなかったでしょうね。
    恩師と話したことによって、問題は、決して、解決したわけではないですけど、自分の位置に立って話が出来ることによって、癒されるものがあるという事を、このお話しで感じました。
    | まいける東山 | 2005/04/08 6:33 PM |

    ぷれこさんへ
    コメントありがとうございました。
    玉子さんという名前も私にとってはとても縁のある名前のようです。
    また、ぷれこさんと玉子先生のお誕生日が一日違いということにも驚きました。
    先生と電話で話し涙が止まらなかった自分に、私自身も実は驚いていたのです。
    心配かけてごめんね。ありがとう。
    | 岡田ユキ | 2005/04/10 4:49 AM |

    まいける東山さんへ
    コメントありがとうございました。
    自分でも兄との和解の一歩が恩師との再会になるとは夢にも思いませんでした。
    ですが、今はこのために行動を起こしたのかなと、感じています。
    行動を起こす事によって、自分でも思いもかけない展開に驚いてしまいますが、心の中がそのたびに軽くなっていく自分がいます。
    暖かく見守って下さってありがとうございます。
    今後もどのような展開になるかわかりませんが、これからも宜しくお願いします。
    | 岡田ユキ | 2005/04/10 4:57 AM |










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